TAKE THAT の話題と UK ROCK(美形限定)、 時々映画など

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The Full Monty
映画「フル モンティ」を見ました。 1997年 イギリス映画。
大ヒット作でその後ミュージカルにもなりました。
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イングランドのさびれた鉄鋼町シェフィールドで、仕事を失い息子の養育権まで失いつつある男が、男性ストリップのグループを結成して一攫千金を狙う、ヒューマンコメディー

主演、ロバート・カーライル
後で気がついたけど、「トレインスポッティング」のベグビー役の人だった。
ぜんぜん違う雰囲気で気がつかなかった・・・
gaz.jpg

気軽に見られる、明るい気持ちになるコメディー映画でした。
落ちぶれた人ががんばって、小さな事かもしれないけど、むくわれる・・・
イギリス映画の得意分野かもしれません。
なんつっても、失業中のおっさんがほとんどというメンバー構成の下手な踊り、そしてストリップ。
けっこう笑えます。
でも、息子の養育権のために必死にバカな事をする親父愛・・・なんだよね。
それを息子も理解するわけ。
また息子役のWilliam Snape君がかわいかった。
williamsnape2.jpg

ロバート・カーライルはスコットランドの俳優さんなので、そうでもないですが、映画ではふんだんにイングランド中部の訛りを堪能(笑)できます。
イギリス好きには是非、お勧め!


北部訛りの映画で有名なのは「リトルダンサー」ですね!
一度見た映画なので、英語字幕で訛りを聞き取る、という目的で見てみようかな、とも思いました。
little dancer

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「麦の穂をゆらす風」
年末に見た映画です。
アイルランドの独立闘争の事を描いています。

好きなバンドにUK出身が多いと言うこともあり、UKおよびその周辺の歴史には興味がありました。
子供の頃、IRAというテロ組織が英国内でテロ活動をしていた記憶はTVのニュースなどでありましたが、その背景については、まったく無知でした。

この映画を見て、なぜIRAがテロ組織になったのか、わかりました。
もし私がこの渦中にアイルランドの国民として存在していたら、自爆テロに走ったかもしれない…  本当にそう思えてしまうほど、悲惨な歴史があったんですね。

日本もいまだに、中国、韓国、北朝鮮と、完全に和解したとは言えない状況ですが、英国とアイルランドは、700年間も争っていたわけです。
そして、未だ、島の北6州は北アイルランドとして、UKの一部なわけです。
そこでは今も、独立論が盛んに叫ばれています。

Take Thatがヨーロッパツアーを終えてUKに帰ってきた、とBBCでも書かれたベルファストはこの、北アイルランドの首都になります
(ちなみにアイルランドの首都はご存じダブリンです)
そう考えると、何とも不思議な感じがしますが・・・
訂正します。
ヨーロッパツアーから戻ってきたのは、Birminghamでした。まさにUKです。すみません。
ベルファストはツアーの皮切りの都市でした。


主演はキリアン・マーフィー。
映画の舞台であるアイルランドのコーク出身。この映画に対する思い入れも相当なものがあったようです。
実際、彼も身内を英国軍に殺されているそうです。
muginoho-1.jpg  puruto.jpg

右は半年くらい前に見た、キリアン主演の「プルートで朝食を」
自分を捨てた母を捜しにロンドンという大都会へ行く、アイルランドの田舎出身、しかも女装癖のある繊細な青年の役でした。
(右の写真のブロンド美人がキリアン)
今回見た映画と役にすっごいギャップがありますが、本当に才能のある俳優さんだと思います。

最近はスコットランドでもUKからの独立論が高まっている、というニュースを読みました。
ヨーロッパって、複雑なんですね。
ウェールズも英国の一地方のような感じに思ってましたが元は違う国なわけで、ウェールズ出身の人に“イングリッシュ”というと嫌な顔されるそうです。
彼らは“ウェルシュ”なわけですね。
もちろん、スコットランドの人は“スコティッシュ”なわけで。
ということは、私の好きなバンドの一つ、The enemyもウェルシュバンド、という事です
また訂正です。
The Enemyはコヴェントリー出身でした。なぜだか、カーディフ出身だと勘違いしてました。
彼らはイングリッシュバンドです。すみません!
ゴメンね The Enemy!

イギリスへはまた行きたいし、好きな国だから、もっと勉強したいと思いました。

ダンブルドア校長はゲイだった
数日前の記事だったんだけど、こんなのありました。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7053982.stm


ハリーポッターの通うホグワーツ魔法学校の校長、ダンブルドア氏、
彼はゲイだと作者のJKローリングが明かした、というニュース。


ニューヨークで行われた会でファンの質問に対して答えたもの。
ゲイの人権運動家はもちろん、これを歓迎しています。
「子供の小説に現実が含まれるのは良い事だ。現実に存在しているんだから」

ただ、ローリングは、キリスト教団体は、魔女の宣伝だとハリーポッターを嫌っているが、新たに嫌う理由を付け加えた事になった・・とも言ってます。


でも、キリスト教が同性愛を禁じたのは、中世以降なわけだから、イエスがイケナイって言ったわけじゃないと思うんだけどなぁ
中世の関係者が当時の状況で勝手に付け加えた事項でしょ?
それをかたくなに狂信するのも、なんか違和感あるけどな・・・



trainspotting
トレインスポッティング(1996)
スコットランドのエジンバラ、ヘロイン中毒の若者の話
trainspotting2.jpg

主演のユアン・マクレガーが若い
そりゃそうだよな、11年も前の映画だから・・・
ジョニー・リー・ミラー(一番右)も、かわいいですね~、まだ髪もたくさんあるし(爆)

ジャンキーの話ですが、その荒んだ生活を淡々と描く、しかもリアルに!
(おぇーってきそうなシーンもあったし)
でも、注目したいのは彼らがいたって普通の若者だって事
特殊な家庭環境でも、精神障害でも、親がヤンキーでもない。
そこにあるのは、酷い不況と、夢も希望も持てない不安定な社会。
今現在、日本もそっち方向に進路が向いてない? 格差社会で落ちこぼれた人たちは。
だとすれば、11年前の映画だね~なんてのんきに語ってられないようなお話なのだ。
そんな状況下では、ジャンキーに陥るなんて若者にとっては容易いだろうな、と。

でも、その先にあるのは不幸と苦しみのみ。
ユアン演ずるマーク・レントンも禁断症状に苦しみながらなんとか抜けだし、はい上がろうとあがく。

胸が痛かったのは、ヤク中仲間の女性の子供(乳児)が変死したときと、エイズにかかった仲間が死んだとき。
映画の冒頭では彼はまだジャンキーじゃなく、部屋は綺麗に片づいていた。
それが彼女に振られてヘロインに手を出してから真っ逆さまに転落。
エイズになり、ヤク代のために家具など何もなくなった、汚れて荒んだ部屋。
あげくに猫の糞によるトキソプラズマで命を落とす・・・

映画の根底にあるのは「ヤクはダメ」のメッセージだと思う。
でも、ジャンキー視点で描かれていて、説教くさくはない。
ないどころか、ジャンキーの心にダイブできるかも・・・な映画。
ただ、何故か爽快な気分のラストではあります。



ヤクと言えば、
Babyshambles 新曲出しましたね。
ピート・ドハーティといえばドラッグ、ドラッグといえばピート…ってな感じですが
いい音作るミュージシャンだと思う。
今回のリハブは、どうだったんだろう・・・なんとか克服して欲しいと願っているんですが。


青い棘
朝から、どよよん~な映画を見た。
1年以上前から見たかった映画が昨日の深夜にWOWWOWでやっていたので録画しておいた。
それが「青い棘」(英題「LOVE IN THOUGHTS」)Love in Thoughts(青い棘)


1927年にドイツで実際に起った実話です。
労働階級のパウルは寄宿学校の親友、裕福な資産家の息子ギュンターに誘われ、週末を彼の別荘で過ごす。
パウルの目当てはギュンターの美しい妹、ヒルデ。
彼女は男性からの愛を自己満足の悦楽として利用するタイプの女性。うぶなパウルは翻弄される。
夜には学友や妹の友達が集まって盛大かつ退廃的なパーティー。
そこに、今はヒルデの恋人ハンスが現れる。
ハンスは実は、昔は兄のギュンターの恋人だった


そうなんです。そういう映画なんです。いかにも私が好きそうな…


結局、報われないパウルとギュンターは復讐心にかりたてられる。
「美しい瞬間に自分も死ぬ」と言って。
そして銃を握ったギュンターはハンスのいる妹の部屋へ・・・

とても悲しい若い人の話。実話ってところが胸に痛い。
当時ヨーロッパでも非常に話題になった事件だったらしい。
若さゆえ、と言ってしまえばそれまでだけど、一途に思いこむ片思いの辛さが切ない。
「人には2種類ある。愛する人と愛される人だよ」
というギュンターのセリフがあります。
要は、いつも片思いの人と、とってもモテル人、という事だけど、若いときは後者が幸せに思えるんだよね。
年齢を重ねる、あるいは早くに良きパートナーと巡り会えた人は、必ずしもそうでないとわかるんですが・・・
残された人たちのその後については、エンドロールでテロップによる説明がありました。
そして
パウル役のダニエル・ブリュールは「グッバイレーニン」などで欧州では有名な俳優ですが、私の好みはギュンター役のアウグスト・ディールです(写真右)
なんでこうも金髪好きなんでしょうかね@自分

あ~本当は余韻に浸っていたいのだけど、仕事が溜まっているの。
いきなり現実が・・・
見るの夜まで我慢すれば良かった…


ルートヴィヒ
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巨匠ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」「ヴェニスに死す」に続くドイツ3部作最後の作品「ルートヴィヒ」
昨年末頃NHKがBSで放送したのをDVDのハードディスクに撮っておいて観た。
なにせ、4時間超の長い映画なので、時間のある時じゃないと・・・

ヴィスコンティらしく、とにかく映像が美しい。建物、背景、衣装、そしてルートヴィヒ役のヘルムート・バーガーも。
撮影には実際にノイシュヴァンシュタイン城など、本物の使用が許されたそうだ。
それはヴィスコンティがミラノの貴族出身であることが大きいらしい。
でも、映画のために作られたのかと思うほど物語チックなお城だからさぞ現実離れしていたことでしょう。

海外旅行が趣味の私だが、まだルートヴィヒの作った3つの城(ノイシュヴァンシュタイン・リンダーホーフ・ヘーレンキームゼー)は訪れていない。
この映画でがぜん、観たくなった。計画、計画・・・

ルートヴィヒの死はいまだ謎である。
この映画ではな~んとなく他殺を思わせる雰囲気もないではないが、やはりハッキリとは言及していない。
だが、彼が狂っていた、という説は否定されている気がする。
実際に精神病だったかどうかもあやしいらいい。議会が王を退位させるために計らったと推測するのが妥当ではないだろうか。
なにせ国民には人気があったらしいから。
ただ、バイエルン王家は近親婚が多く、異常な行動をする事は珍しくなかったようだ。
オーストリアに嫁いだ美貌の王妃エリザベートの奇怪な行動もよく上げられている。
エリザベートとルートヴィヒはいとこである。ルートヴィヒはこの美しい8歳上のいとこに特別な感情を持っていたようだ。
といっても彼が男色家なのは有名な話で、普通の恋心というよりは姉、そして唯一の理解者という感情だったのではないか。
というのが映画で描かれている。
実際、精神科医が彼を精神病と診断したときも彼女は最後まで認めなかったらしい。
エリザベート役のロミーシュナイダーは非常に評価が高い。
が、昨夏オーストリアに行ってシシィ博物館で見た印象と少し違っていたので私的には違和感が残ってしまった。
ロミーは凛とした頼れる美女の様に見えたが、博物館で見たシシィは無邪気で世間知らずな乙女だったから。
しかし、それは嫁いだ直後の肖像画だからかな。なにせ15歳。

ルートヴィヒの父マクシミリアン2世はフェッセンのシュヴァンシュタイン城を購入しホーエンシュヴァンガウと名付けて夏の離宮とした。
この城は「聖杯伝説」の白鳥騎士ローエングリンの居城であったと言われていた。
ルートヴィヒは5歳頃からっずっとこの城の「白鳥騎士の間」に見とれて過ごしたのだろう。
15歳の時王立宮廷劇場で初めて「ローエングリン」を観、テノール歌手に心ときめかせ、18歳までに3度観劇しワーグナーに陶酔する。
19歳で美貌の王としてヨーロッパ中の注目の的となり即位。
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ちょっと似てますね、ヘルムート・バーガー。
バーガーはこのとき28歳。19~40歳までを演じているわけで、それも見物です。
美しいルートヴィヒは貴婦人や女優に大人気で、あの手この手で籠絡を試みられたようですが、女性には全く興味を示さず冷たかったらしい。
個人的にすっごい好きです…そういうの

即位後はひたすらワーグナーを追っかける。彼の才能に陶酔していたんでしょう。
少年の頃から夢見ていたことが現実になっていく。
その財力も権力も持ってしまった・・・
しかし時は絶対王政の世ではなく、国政は議会がしきりヨーロッパは地図をどんどん塗り替えられる激動の時期に入っていた。
そしてバイエルンという王国は衰亡の一途をたどる。
生涯を夢の中で過ごし、現実を把握する能力に著しく欠けていた王。
彼を狂人にしたのは時代だったのかな。

でも、現在では彼の建てたお城が莫大な観光収入をもたらしている事も事実です。
死んでなお、人々の心をとらえて放さない美しい城と王。
ヴィスコンティはルートヴィヒを題材にすることは必然だったとインタビューで答えています。

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